キャリアコンサルタント試験を受けてみようと思ったものの、一体キャリアコンサルタントってどんなことをするの?何に役立つの?試験ってどんなことをするの?と中身を全然知らなかったので、まずは調べてみることにしました。(いつもなんとなくきた流れにのるタイプ・・・)
<キャリアコンサルタント国家資格とは>
「キャリアコンサルタント」は、平成28年4月より国家資格になりました。キャリアコンサルタントは登録制の名称独占資格とされ、守秘義務・信用失墜行為の禁止義務が課されています。キャリアコンサルタントでない人は「キャリアコンサルタント」やそれと紛らわしい名称を名乗れません。
<キャリアコンサルタントの役割>
「キャリアコンサルタント」とは、キャリアコンサルティングを行う専門家です。キャリアコンサルティングとは、労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力の開発及び向上に関する相談に応じ、助言及び指導を行うことをいいます。
キャリアコンサルティングを通じて、自分の適性や能力、関心などに気づき、自己理解を深めるとともに、社会や企業内にある仕事について理解することにより、その中から自身に合った仕事を主体的に選択できるようになることが期待できます。
(日本キャリア開発協会(JCDA)サイトより)
<キャリアコンサルタント試験受験について>
◆受験資格◆
キャリアコンサルタント試験は、次のいずれかの要件を満たした方が受験できます。
・厚生労働大臣が認定する講習の課程を修了した方
・労働者の職業の選択、職業生活設計又は職業能力開発及び向上のいずれかに関する相談に関し3年以上の経験を有する方
・技能検定キャリアコンサルティング職種の学科試験又は実技試験に合格した方
※わたしは、厚生労働大臣が認定する講習を実施する養成講座過程を履修することにしました。
以下より、キャリアコンサルタント講習養成講座を検索することができます。
◆試験区分と出題形式◆
学科試験と実技試験(論述および面接)で行われ、個別での受験も可能です。
学科試験については、日本キャリア開発協会および特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会と共同で、同一日に共通問題で実施します。
実技試験については、日本キャリア開発協会または特定非営利活動法人キャリアコンサルティング協議会いずれかを選択して受験することができます。
◆試験科目(出題範囲)◆
2020(令和2)年度からのキャリアコンサルタント試験の出題範囲は「キャリアコンサルタント試験の試験科目及びその範囲並びにその細目」となります。
https://www.jcda-careerex.org/files/requirements/66file_15876275291.pdf
◆試験の形式◆
<学科試験>
出題形式:四肢択一のマークシート形式
問題数:50問
試験時間:100分
合格基準:100点満点(2点×50問)で70点以上の得点
受験料:8,900円
<実技試験>
論述 出題形式:記述式解答(事例記録を読み、設問に解答する)
試験時間:50分
面接 出題形式:
ロールプレイ
(受験者がキャリアコンサルタント役となり、キャリアコンサルティングを行う)
ロールプレイは実際のキャリアコンサルティング場面を想定して、面談開始から最初の15分と
いう設定で行います。ロールプレイでは、キャリアコンサルタントとして相談者を尊重する態
度や姿勢(身だしなみを含む)で相談者との関係を築き、問題を捉え、面談を通じて相談者が自
分に気づき、成長するような応答、プロセスを心がけてください。
口頭試問
(自らのキャリアコンサルティングについて試験官からの質問に答える)
試験時間:20分(ロールプレイ15分、口頭試問5分)
合格基準:150点満点で90点以上の得点
*但し、論述は配点の40%以上の得点、かつ面接は評価区分「態度」「展開」「自己評価」ごとに
満点の40%以上の得点が必要
受験料:29,900円
◆法令基準日◆
2023年度試験の問題の解答にあたっては、2023年4月1日の時点で既に施行(法令の効力発生)されている法令等に基づくものとします。なお、試験範囲に含まれる時事的問題など、キャリアコンサルティングに関連するものとして知っておくべき知識・情報については、基準日にかかわらず出題される可能性がありますのでご留意ください。
◆試験日程◆
試験は年3回行われます。
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